連帯保証人になって借金生活

離婚したのに債務だけが残った

今思えば、夫婦だからといって夫の連帯保証人になんかならなければ良かったと、後悔しています。
旦那に飲食店なんて経営できるわけなかったのです。
もうあんな男を信じた私がバカだったとあきらめましたが。

店の開店資金で融資を受けるために、妻の私が連帯保証人になりました。
その後、経営不振で夫婦仲が悪くなり、離婚しましたが、旦那は夜逃げ。
残ったのは私名義の借金だけです。
自己破産すると家を明け渡さなければならないので、借金をして返済をしていましたが、もう貸してくれるところがなくなり、困り果てていました。

多重債務者となり、もう何もかもお終いだと諦めかけていたとき、借りれる金融を紹介してもらい助けてもらいました。
こちらの会社に仮の審査を申し込むと、借りれるところを紹介してくれるのです。

おかげで、なんとか家を取られなくてすみました。

名前を貸しただけだったのに

夫が脱サラして飲食店を始めるため、まとまった金額の融資をうけました。
そのときに、妻である私は、連帯保証人として名前を貸しました。

夫はサラリーマンしか経験がなく、素人に経営がうまくいくのか心配はありましたが、商売を始めるにはお金はどうしても必要でした。旦那が勤める会社が経営不振で倒産したこともあり、退職金も出なかったのでしかたなく借り入れをしたのです。
こうなるとわかっていれば貯金もしておいたのですが、まさかいきなり倒産するなんて。

融資を受けるには連帯保証人をつけるように言われ、他に頼める人もいなかったので、私が保証人を引き受けることになりました。

ところが、自営業の経験がない夫は、商売のいろはも知りません。
わからなければ、飲食店を経営している人に頭を下げてでもノウハウやどこがいけないのかコツを教えてもらえばいいのですが、旦那は絶対に他人に意見を求めようとしません。
絶対に稼げるの一点張りで、人に教えを乞うということをしないのです。

当然、赤字続きで、借入金の返済も遅れがちになってしまいました。

離婚しても連帯保証人

私は、妻として夫を応援したい気持ちはありましたが、旦那の強引な経営方針についていけず、離婚することに決め旦那には家を出て行ってもらいました。

離婚して、３か月後、旦那の店が閉店したことを知りました。
やっぱりうまくいかなかったか、早めに離婚しておいて良かった、と胸をなでおろしました。
しかし、それからが私にとっては予想外の展開でした。

旦那の借金の連帯保証人になっていたので、私に返済義務があるというのです。
よく話を聞けば、旦那は夜逃げをしてしまったらしく連絡が取れなくなったとかで、私が債務者になったと言うのです。

私はもう妻ではないし、離婚もしているので、私が旦那が借りたお金を返すことになるなんて、思ってもみませんでした。

離婚をしても借金の連帯保証人であることには変わらないというのです。

借金生活のはじまり

私の借金返済地獄はそこから始まりました。

パートで生計を立てている私に、毎月借金の返済にあてる余裕などありません。
しかたなくキャッシングでお金を借りて返済していました。借りれなくなると別のところから借りて返済していました。
そうこうしているうちに、もう借りれる金融がなくなってしまいました。
気が付けばもうどこからも借りれない多重債務者になっていたのです。

借入先に事情を話し、返済を待ってもらうようにお願いしたのですが、聞き入れてもらえませんでした。
それで弁護士さんに相談したら、「連帯保証人になっているから、借金完済まで責任を負うしかない」と言われてしまいました。

もう自己破産するしかないのか、と思っていたのですが、「自己破産すれば自宅を処分して返済しなければならない」とのこと。
家を取られたら住むところがなくなります。住む家だけはなんとか守りたかったので必死でお金を貸してくれるところを探しました。
運良く、多重債務者にも融資可能な消費者金融を探してくれる会社をみつけ、仮審査を申し込むと、私でもまだ借りれるところから連絡がきました。
（仮審査は⇒こちらから申し込めます）

そこですぐに融資してもらい、なんとか自己破産せずにすみました。
今は、落ち着いて借金の返済を考えられるようになりました。

まったくなんてひどい旦那なんでしょう。
でも旦那を恨んでも、私の人生が良くなるわけではないので、もう二度と変な男に引っかからないように教訓とすることにしました。